2018/03/11

日本で引退計画 引退資金編5

生命保険の加入

法律問題は機会をみて専門家の方にお聞きするとして、引退までカウントダウンが始まっている我家では 引退資金の見直しをしています 昨年は夫の生命保険の見直し、アニュイティの加入をしました 更に私の生命保険に加入しました


生命保険に加入した理由

元々、私の生命保険はありましたが 息子が大学に進学する際、あまりの高額な学費を捻出するため泣く泣く解約をした経緯があります 夫の生命保険の払い込みが終わった時に、私の生命保険に加入したので、その時点では経済的に今より遥かに余裕がありました 景気がいい時でしたので、ここまで経済的に厳しくなるとは予想できていませんでした 年間の掛け金も非常に高く、解約するしか選択はありませんでした

私の保険を解約したことにより、ある程度まとまった資金は手にできましたが大学の学費に消えていきました その時に、息子の生命保険に加入しました 若くして加入すると、保険料がとても安く支払いに無理がない金額です 生命保険といっても実質積み立て貯金のようなものですが、銀行預金でまとまったお金があると 大学のファイナンシャルエイドの査定に引っかかります 本人の生命保険は考慮されません 

いったんは失った私の生命保険ですが、引退資金を確保するにあたってやはり生命保険がいちばん確実に利回りが稼げるように感じました アゲアゲできていた株価も急落していますので、私のIRA はかなり目減りしています これはミューチュアルファンドで運用していますので仕方のないことです 夫のIRAはアニュイティに乗り換えていましたので、確定利回りなので株価の影響は全く受けていません 引退資金の運用は残された時間を考慮してハイリスク、ローリスク、ノーリスクとリスクの分散をする必要があります

息子の学費も3年分払いました、残るは1年分です なんとか払える目途が立ちましたので、引退資金用に確保していた IRA以外のわずかな資金を生命保険で運用するのがベストという結論に至りました 学費の払い込みがある間は、いつでも出し入れできる状態で置いておいた資金です



頑張りました

生命保険に加入を決めてから、保険会社の健康診断を受ける日までそれはそれは頑張りました 毎年春に日本で人間ドックを受診しますが、昨年度は初めて要再検査のスタンプが押されて届きました 年齢が上がってくると、いろいろな数値が異常を示してきます 主治医の先生からは、このままだとお薬を飲まなければいけませんと 脅されているほどでしたので、ここはなんとしても頑張らないといけません

食生活は普段十二分に気を使っていますが、もっとストイックに自分を追い込む必要があるようです とにかく必死に食事は完全糖質除去、お散歩も頑張りました 保険会社の健康診断の前に、主治医のところで血液検査をしましたところ 目に見えて改善をしており、先生からも褒めて頂けました やればできる私とばかりに、心の中でガッツポーズです この血液検査が重要だったのは、保険会社が主治医に私の健康状況の質問をしてくるわけです 健康診断の結果も提出されますので、前回のひどい数値の健康診断結果をリセットできたのでした 最新の検査結果はいいものを出して頂けました

保険会社の健康診断も15段階の何と上から2番めという、信じ難い評価を受けました これが嬉しいのなんのって、だって年間の保険料がかなり違ってくるのです 見積もりの時点ては、平均くらいの金額を出してもらっていますのでそれから更にお安くなりました 健康って大事ですね









私の選んだ保険

今回加入した保険は、積立式とはいっても5年ものです 持っている資金を利用して加入するわけですので、別途の資金は必要ありませんでした 生命保険ですから、このまま使わなければ死亡時には息子が受取人になります できればそうしてあげたいですが、そうもいかなない場合は、引き出して自分で使うことが出来ます ミューチュアルファンドのように株価に影響されることもないですし、確定利回りではありませんが、銀行に預けているよりは大きく増えます 

日本の生命保険はとても貧弱で儲かるのは保険会社ばかりです アメリカの生命保険の利回りはかなりいいです IRA や 401K 以外に余裕があれば 生命保険で運用されると長期的にはかなりのリターンが期待できます ただ、保険会社により運用実績も違いますし、自分に合った保険を選ぶことが最も大事です

保険の種類によっては、保険金が貯まらず消えていくものもあります 掛け捨てでなくてもありえます そこは十分確認して、確実に増えていく保険を選ぶべきです

将来日本に帰国することをお考えでしたら、アメリカの生命保険で引退資金を運用するのはおすすめの方法です 日本の生命保険と一度比べられるといいでしょう 日本の方が可哀想になるくらいアメリカの生命保険は有利にできています

日本に帰国した後では、アメリカ市民でないとアメリカの生命保険には加入できません 永住権でも加入できますが、帰国後に資格を失うと生命保険には加入できなくなります













 


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