老後資金はどのくらい必要?
100万ドルで老後何年、暮らせるか?
米国金融情報サイト調査
「100万ドルで老後何年、暮らせるか?」NYは17年、ハワイはわずか11年
「100万ドルの老後貯蓄で何年暮らせるか」という調査で、同じ米国内でも地域によって15年の差が開くという結果が報告された。
最も長く暮らせる州、ミシシッピーでは26年だが、本土より平均的な物価が3割増しというハワイでは11年で底を尽きるという。カリフォルニアでは16年、ニューヨークでは17年だ。(参照元:zuuonline ←つづきはここから読めます)
この記事によりますと、100万ドルの老後貯蓄は住んでいる州で尽きる年数が違うということです
短い方から
- ハワイ 11年
- カリフォルニア 16.5年
- アラスカ 17年
- NY 17.1年
- マサチューセッツ及び、コネチカット 17.4年
長い方から
- ミシシッピ 26.4年
- アーカンソー 25.6年
- オクラホマ 25.2年
- ミシガン及び、テネシー 25年
なんとなくそうだろうなとは思っていましたが、数字で見てみるとはっきり 都市部の物価の高さを理解できます 記事によりますと、AARP(全米引退者協会)が推奨する引退後の蓄えは100万ドルとのことです 実際に推奨どおりに貯めたとしても、ハワイなら11年しかもたないということです そもそも、引退までに100万ドル貯蓄出来る方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
日本で生活するしかない
これはもう、どう考えたとしても引退後は日本で生活するしか選択はないです いろいろ調べてみますと、どうやら日本では一億円あると90歳くらいまで大丈夫そうなのです
老後資金として必要なのは総額1億30万円!?
2013年4月1日施行の(改正)「高年齢者雇用安定法」(厚生労働省)と少子高齢化の影響なのでしょうか定年後も多くの人が働き続けています。では、「65歳でリタイア、妻は同い年、共に90歳まで生きるAさん夫婦」の老後資金を考えてみましょう。(参照元:allabout ←続きはこちらから)
この記事では、老後貯蓄が1億必要ということではなく 老後資金が65歳引退で90歳まで夫婦で生きるとして 1億30万円ほど必要と説明されています 記事によりますと、日本の方の老後資金の3本柱は 公的年金、退職金、金融資産 ということです 海外生活者には退職金はまず、期待できませんのでそれに代わるものとして 自宅の売却益が考えられるとおもいます
金融資産はあったに越したことはないですが、IRAや401K を貯蓄しておけばこれが金融資産ということになります
日本の生活費の安さ
2015年の日本の平均世帯収入は 545.8万円、高齢者世帯は 308.41万円ということです この数字に関してはこちらの記事を参考にしました ということは、引退生活を日本で送る上で 年間400万円以上あれば中間よりは上の暮らしが出来そうということです 住む場所にもよりますが、田舎なら圧倒的に住宅費が安いのも魅力です
国民健康保険、介護保険もある日本の暮らしは アメリカでこのまま生活していくより安心感があります
ミシシッピやアーカンソーが生活費が安いとはいえ、日本で生まれた日本人ならば日本で引退生活をするのが生活しやすいのではないでしょうか? 為替レートの変動は気になるところですが、100円を割り込むことがない限りは アメリカの年金と多少の+アルファがあれば生活できるのではないかと考えています
100万ドルの貯蓄が出来るわけでもなく、あったとしても16~17年で底を尽きるといわれたのでは到底、アメリカで引退生活をするわけにはいかないと思うのです 私たちの住んでいるSoCal では車社会で車の運転が出来なくなると途端に生活が不便になります 交通機関の発達している日本では車を運転しなくても生きていけそうです カリフォルニアでは 家のローンが終わっても プロパティタックスがかなりの高額なので引退者には負担なのです 日本では住宅を購入しても、価格も安いですが固定資産税や維持費がアメリカより随分安く感じます
我家の選択はやはり日本しかありません
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