2018/03/19

アメリカ大学事情 その25

合格発表

合格発表もいよいよ大詰めですね 先週は息子の大学の合格発表がありました 我家は2015年の今頃に合格通知を受け取りました あれからもう3年も経ったなんて信じられません 学費も3年もよくも払ってこれたものです



日本人枠の可能性

息子はイギリス留学中ですが、春休みなのでヨーロッパ周遊中です オランダに滞在している息子から LINE で連絡がきました 今年の息子の大学の合格者の中に日本人が5人も!いるらしいとのことです 5人というのは過去最大の合格者数です 息子の大学は 小規模のリベラルアーツ大学です ひと学年400人ほどしかいません その中で日本人が5人とは驚くべき割合だと思いませんか? この中から実際に何人が入学されるのかわかりませんが、新学期が楽しみです

日本人と一括りにしていますが、留学生なのか一般枠なのか、特殊技能枠なのかそのあたりはまだわかっていません 例年、若干名の日本人留学生が合格しておりなんらかの日本人枠があるとは感じておりました 息子が合格した年だけ、日本人留学生がひとりも合格しておらず、日本人枠としては息子一人でした 日系人はいたのかもしれませんが、日本語が話せる日本人としては学年でひとりでした

他の年は若干名の日本人留学生が毎年入学しています これは明らかになんらかのルートがあると考えるのが妥当でしょう そして圧倒的に日本人留学生は女子学生が多いのです


追記:アプリケーションに記入された国籍を元に、大学から合格者の国籍が発表されます 息子のように二重国籍の場合、アメリカ国籍で登録する方が多いと思われますので、日本人というのは、おそらく日本人留学生で確定ではないでしょうか 息子も大学では日本人とはカウントされていませんが、日本語が話せる日本人なので日本人の教授からは日本の大学のインターンシップの推薦をして頂けました






合格率 6.9% 

これも息子情報なのでどこまで正確なのかはわかりませんが、今年の合格率は6.9%だったということです(大学発表の合格率になります) 毎年合格率が下がり続け、益々の狭き門になっています 最大の原因は 2015年の Forbes ランキングで1位になったことにあります この年から、毎年合格率が下がり続けています

それでも毎年日本人留学生が1~3名は合格していることを考えると、日本人留学生の合格率は安定して高いということになります 息子の大学に願書を出す留学希望の日本人学生がそれほどたくさんいるとは思えません 日本ではほぼ無名の大学です 謎といえば謎ですが、留学生にチャンスがあるというのは間違いなさそうです




まとめ

西海岸の片隅の小さな大学ではありますが、日本人の教授も数名在籍しておられます 昨年は日本の提携大学のインターンシップに推薦して頂けました 日本語のクラスもあります アメリカの大学の中では日本とのかかわりが深いと感じています 日本から留学をお考えの方にはチャンスがある大学かもしれません






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2 コメント:

まいこ さんのコメント...

私たちが、ポモナを見学してかれこれ3年半たちます。本当に素晴らしい大学でした。ポモナの日本人留学生のブログもずっとフォローし続けて、メールでお話も聞かせてもらいました。
あの時は、とにかく私の一押しだったポモナをまず見学し、その後、HM,カルテック、Oxy, USC, UCLAと回りました。その中で、親の心とは裏腹に、なぜか子供が一番気に入ったのが、Oxyでした。(結局、色々あって受験しませんでしたが)いくつか回るうちに、別の大学のツアーで一緒だったご家族と、また一緒になったり、皆同じようなところを回るんだなぁって感じました。下の子の受験では、ポモナに縁があることを祈っています。

pomo-mom さんのコメント...

まいこさん:

Oxy もいいですよね オバマ大統領の母校ですが、西の小さな大学で注目度が低いのが残念です リベラルアーツ大学は小規模のところが多いので、きめ細やかな指導が受けられる利点があります ただ、総合大学にもいい点がたくさんあり、どちらがいいのかは答えがありません 本人に合っている大学というのがいちばんですね

pomo-mom