2017/03/17

アメリカ大学事情 その7

FAFSA は現在 IRSとリンクされていません

我家は、今週ようやく FAFSAと CSS の申請を終えました 去年は早々に済ませたのですが、結局、申し込み期限が過ぎなければ最終的な学費が計算してもらえないことがわかりましたので、今年はのんびり構えていたのです が、大失敗でした

今月に入って、FAFSA の申請時に IRS とリンクすることが出来なくなりました 何時、復旧するか全く情報がありません 昨年から、FAFSA を申請する際に Tax Return の情報は、IRS のアカウントとリンクすればいいようになって非常に楽になっていたのですが、早く申請しなかったばかりに、手動入力となりました

年に一度のお仕事

大学在学中は、毎年この時期に FAFSA と CSS の申請をします 大学によって期限が違うのかもしれませんが、だいたい3月までというところが多いのではないでしょうか 息子の大学は、FAFSA も CSSも申請する必要があり、更に大学独自のシステムの為に Tax Return や、様々なフォームを提出する必要があります 毎年ですので、これがかなり大変な作業です この作業が小一時間はかかりますが、ご家庭によってはこの一時間の作業が数万ドルの価値を生むのです


ファイナンシャル・エイドを獲得する

私立の場合、寮費&学費の合計は 年間 6~7万ドルほどかかります その他の費用を加えると恐ろしい額になります この一時間の作業で FAFSA や CSS を申請し、ファイナンシャル・エイドを獲得し、全額タダになるご家庭だってあるのです 年収10万ドル以下のご家庭で 私立なら、ほとんどタダ同然になることもあるでしょう 州立になると、もっと年収がぐっと低くないと学費は安くなりません

我家の場合、私立なのですが大学にかなりの資金があるため 連邦からも州からもファイナンシャル・エイドは貰えないにもかかわらず、大学からスカラシップを頂けています たとえ、千ドルでも2千ドルでも有難いことこの上ないです 一時間の作業で千ドルだったとしてもやってよかったと思えます 場合によってはもっと頂けるのですから、頑張らないといけません

今年の場合

今年の FAFSAとCSS の申請は、ちょっと特殊でした まず、FAFSA は昨年2015年の Tax Return を使って申請していますが、今年も 2015年の Tax Return を使いました 2015年は昨年、IRS とリンクして申請しているのにも関わらず、再度同じ数字をシステムがダウンしているので手動入力しました 非常に虚しい作業でした 昨年の記録は使わないということです 手動で入力といっても FAFSA は聞かれる数字が限られています 年収以外ほとんど聞いてきません それほど時間はかかりません

問題は、CSS こちらは IRS とまだリンクされておらず 手動入力です 入力に必要な数字もたくさんあります 年収以外の財産、資産状況も申告しなくてはいけません 年金、保険も例外ではありません 家の価値もローンの残高も申請します これを終えるまではうんざりする作業が続きます

CSS でも、2015年の Tax Return の数字を使いましたが、2016年の収入も申請する必要がありました 2016年もTax Return が終わっていれば収入が確定していますので記入できますが、Tax Return が終わってなければ予想額でいいのでしょう 2017年の予想年収も必要でした




大学の学費と引退資金の関係

これは重要な問題です 大学の学費を払いながら、家のローンも支払い更に、引退後の資金を貯めていくことは簡単ではありません 子どもの人数によっては、学費の負担が何年も続くのです アメリカは公立の学校なら高校までは無料なので、子どもが高校を卒業するまでに引退後の資金もある程度貯めておくのが賢明だと思います 学費の貯金にしても引退後の資金にしても、貯め方によってはファイナンシャル・エイドが全く貰えなくなったりします 子ども名義の貯金をするようなことはしない方がいいでしょう 年収がそれほど高くなかったとしても学費を賄える十分な資金があるとみなされます

引退後の為にと折角貯めた資金も、学費を負担する十分な能力があるとみなされかねません 引退後の資金もどうやって貯めるのか熟慮する必要があります 下手に貯金するくらいなら、家を購入する方がいいと思います 住んでいる家については、FAFSA では申請する必要がなく、CSS では時価やローンの金額を申請しますが、どんなに豪邸だったとしても年収がそれほど高くないのであればファイナンシャル・エイドは貰える可能性があります 不動産は値上がりしますし、引退後の資金に期待できます

他には生命保険がかなりいいと思うのです アメリカの生命保険は日本に比べるととても魅力的な金融商品です 銀行に預けるより利回りもよく、いざという時は解約するなり、借りるなりして貯まったお金を使うことができます アメリカの生命保険はほとんどの方が生きてる間にご本人が使ってしまことが多いそうです 生命保険のキャッシュバリューは、ファイナンシャル・エイドにはほとんど影響しないと思います 

息子も大学入学時に、生命保険に加入しました 銀行に預けても増えませんし、CSS に預入金額を申請しなくてはいけません 生命保険は、初めのうちはたいして貯まりませんが長い間には複利で増え続けますので、これが結構増えるのです 卒業後の進路次第ではまた学費が必要になりますので、長い目で考えて生命保険を選びました 相続対策のひとつにもなります


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