2017/02/09

アメリカ大学事情 その6

大学生のクレジットカード

大学生になって家を離れることになると、日々に必要な支払いをどうするかという問題が出てきます まずは、銀行口座開設から始めることになります 

銀行口座開設は18歳から

銀行口座を開設するには、18歳になっていなければなりません 18歳以下の場合は、銀行によっては親のアカウントに18歳以下の子どもとしてアカウントを作ることができますが、本人用の口座が後々必要になりますので 18歳になったら自分の口座を開設したほうがいいでしょう 息子の場合は、9月が誕生日の為 入学時には17歳でした 18歳になるのを待って入学後の9月に口座開設しました

銀行は、Chase を選びました 理由は、Chase の支店がどこにでもあって便利だったことと、大学の入学式にChase の出張サービスが来ていましたので、大学近くに支店もあり Chase がベストと考えたからです Chase 以外では、Citi も大学生にはいいと思います これは次に説明しますが、学生用クレジットカードがあるからです


おすすめ学生用クレジットカード

大学生になって、クレジットカードを作るとするなら とりあえず Citi がおすすめです 


年会費無料でサインナップボーナスもあり、ダイニング&エンターテイメント 2倍、その他1倍のポイントが付きます おそらく大学生用のベストカードと思います このカードはマスターカードなので、カード決済ができるところならほとんどの場面で利用できると思います 

学生用クレジットカードですが、必ず承認されるわけではないです 18歳になって Citi に口座を開設し、Citi の支店で申し込むと承認される確率が高いと思います クレジット歴は全くないわけですが、収入の欄はある程度の金額を入れなくてはいけません 奨学金の額でもいいですし、親からの仕送りということでもいいでしょう うちの息子の場合、このカードではありませんが、収入を ゼロと記入して審査を落ちました このカードでもオンラインでアプライすると承認されない場合が多いとの情報を得ました

大学生用クレジットカードでサインナップボーナスがあり、ポイントが付くカードはまずありませんので、このカードはかなりおすすめです ただ、Citi 派の方向けですね Citi の ポイントは使いどころが限られていますので、我家では考慮しませんでした それと、Citi の口座も以前は持っていたのですが、日本からCiti が撤退してしまったので口座を維持する意味がなくなりクローズしてしまいました 


GPA3.0 以上の学生さんなら毎年20ドル貰えるカード



このカードは、Discover です GPA 3.0以上の成績の学生さんには 毎年20ドルのボーナスがもらえます 左のChrome カードは、レストラン、ガソリンが 2倍、その他は1倍のキャッシュバックが貰えます 右のブルーの方はキャッシュバックカレンダーに基づいて、5%キャッシュバックになります カテゴリーは四半期毎に変更します 

学生用のカードとしては、Citi の次におすすめしますが Discover ですので、使い勝手は今一つかもしれません  このカードは、うちの息子もアプライしたのですが 却下されました やはり 収入をゼロにすると、どうにもなりません ある程度の金額を記入しないと、承認されません Tax Return をしてなくても、奨学金や親からの仕送りの額で大丈夫でしょう 息子がアプライした時は、その辺の事情を全く理解してなかったのです 


正統派でいくなら Secured Credit Card

一般的には、Secured からアプライするのが普通でしょう 新しく口座を開設したら その時に銀行で 聞いてみるといいでしょう 大手の銀行なら Secured Credit Card を扱っているはずです 我家もまずは、Secured Card をアプライしたのです ところが、まさかの却下でした この時は、どうしてなのか全く理解できなかったのですが、やはり 収入をゼロにしたのがよくなかったのです それからオンラインでアプライしたのもいけませんでした Secured Card を作るなら、支店で申し込むべきです デポジット金額が限度枠となるので、Debit Card のようなものですが クレジット歴を作ることができます 



家族カードならもっとも簡単

Secured Card と Discover と却下されてしまったので、大学在学時は 家族カードでいくことに決めました 高校生の時から、Amex SPG の家族カードを持っていますが、Amex が使えないところでは Debit Card で支払うようにしてもらいました Amex は、家族カードでも申請の際に、SSN を提出します 支払い責任は本会員にありますので、クレジット歴は作られないと思いますが、Amex に記録は残ります 息子の利用した分は、自分のアカウントから支払っています 家族会員でもAmex はオンラインアカウントが作れますので、支払いも家族会員それぞれがオンラインでできます

あるクレジットカード関連のサイトでは、Amex に記録が残るので 卒業後に Amex Card を申請する際に 考慮されるとありました 我家でもそこにはうっすら期待しているので、検証してみるつもりです Visa Card の家族カードは、SSN が必要ないので Visa に記録が残しようがありません オンラインアカウントも家族会員は作ることができません ステートメント上も、家族会員分が分かれて掲載されません Visa は家族会員を全く認識していないということです 更に、Visa は家族会員の限度額は本会員と同じです Amex ならば、家族会員ごとに限度枠を本会員が設定できます 最低300ドルから設定できますので高校生でも安心です

我家の場合

我家の場合、一年生の時は Amex SPG の家族カードと Debit Card を使わせました 一年間使ってみて、息子の場合は寮生活ということもあり、食料品を買い出しに行くことはありません いちばん利用するのが、レストラン、コーヒーショップでした 2年目からは、Hyatt Visa の家族カードも持たせています Hyatt Card はレストランで2倍になるカードだからです Visa はほとんどのところで使えますし、Amex と2枚使いの今は Debit Card を使うことはありません

友だち同士で割り勘にしたりするときには、Venmo を利用しています 今どきの若い人たちは Venmo の利用率がとても高いです ほとんどキャッシュレスで生活出来ています 


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Venmo についてはこちらの記事をご覧ください


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