2017/09/08

クレジットカード診断 ⑥

目覚めてしまった方の次なるクレジットカード選び

当ブログに出会って、マイル&ポイント活動に足を踏みれてしまった方が少しづつ増えてきました 元々、男性中心の世界なので女性には縁のない世界のように感じますが、私は家計を預かる主婦こそこの活動に向いているのではないかと考えています そんな女性目線で情報を発信しています

今回は、私のブログに辿り着いて活動を始められた方からの質問です


Q: ホテル系クレジットカードを3種類作り、ボーナスを獲得しました 次に作るべきクレジットカードが知りたいです Chase の親カード(サファイヤですね)かAmex プラチナで迷っています

質問者様情報 : 作ってきたカード
  • Amex SPG
  • Haytt Visa
  • IHG Master

これ以上の情報がないので、二年以内に作ったカードは上記の3枚ということを前提にお話しします もし、他にも二年以内に作ったカードがある場合は、事情が変わってくることをお断りしておきます


現在お持ちのホテル系クレジットカードのうち、Hyatt と IHG は毎年アニバーサリー特典で無料宿泊1泊がもらえます おそらく、Hyatt でも無料宿泊2泊の入会ボーナスを獲得されているのではないかと思います そうすると、是非ともこのホテル宿泊特典を有効活用して頂きたいのです 特に、日本に行くご予定がないとのことですが、折角ですから 日本に行って楽しんで欲しいと思います (日本でなくとも、リゾートでのんびりもいいですね)






質問の答え

次は日常使いでポイント率が高く、航空券獲得が出来るカードがいいでしょう マイルを貯めて特典航空券を狙うか、ポイントで航空券を購入するかで選ぶカードは違ってきます


日常使いを考えましょう

次のクレジットカードを考える上で大事なことがあります 現在お持ちのクレジットカードはホテル系です 入会ボーナスを獲得された後は、ホテルで利用する以外はもう利用されない方がいいカードです Hyatt と IHG は、Chase のもっと効率のいいカードで貯めたポイントを移行するのが正解です SPG は、マイルに移行する場合 1.25倍ですのでそれを超えるカードを使ったほうがいいのです 今後は、ポイント率の高いカードを考えてみましょう



航空券を手に入れるためのクレジットカード

ホテルの次はやはり、航空券獲得を目指して頂きたいものです これで旅に出ることができます Amex と Chase をお考えのようですから、この二つの違い説明します

マイレージを使って日本行航空券をお考えでしたら、Amex です 更に、ビジネスクラスやファーストクラスにも乗ってみたいとお考えなら、Amex ポイントを貯めて ANAに移行して使うしかありません

特に10月から ANA は LA-日本便が3便になりますので、特典航空券も取りやすくなるはずです (LAのお隣の OC にお住まいですので、恩恵を利用できますね) 

日本-北米 必要マイル(ANA)

  • エコノミー 5万(ローシーズン4万)
  • ビジネス 8万 (ローシーズン7.5万)
  • ファースト 15万

お二人でも最低8万マイルから日本行往復が発券できます SPG で2.5万ポイントを獲得されているのなら、2万SPG ポイントを移行すると 2.5万ANAマイルになります 残り、5.5万マイルを貯めると、ローシーズンなら日本行2人分になります


プラチナの入会ボーナス 6~7.5万ポイント(数字を訂正しています)

現在のプラチナの入会ボーナスは6~7.5万ポイントですので、一気に日本行2人分が達成できるのですが、年会費550ドルです これをエコノミークラスの発券に利用しても、利益はほとんどでません この場合の、日本行2人分の投資金額は以下のとおり

  • プラチナ年会費 550ドル
  • 特典航空券 (税、燃料費 現時点)169.86ドル ×2人分=339.72ドル
マイルの他に 2人分で 合計339.72ドルかかることになります

ビジネスクラスやファーストクラスを発券すると、わずか 339.72ドルで乗ることができると考えることができます ビジネス二人分は 8000ドル近くします ファーストクラス二人分は 3.6万ドル程になるはずです (ビジネスやファーストクラスが発券できるマイルに到達するのは簡単ではありませんが、出来ないことはありません)

プラチナのボーナスでビジネスクラスを一人分発券したとしても、十分に価値がある利用方法になります

ただ、毎年550ドルの年会費を忘れてはいけません 年間の搭乗回数が多ければ、十分元は取れるのですが、あまり利用しない方には大きな負担です 個人のプラチナカードは、航空券の購入が多い方には5倍でポイントが貯まるのですが、その他の利用は1倍にしかならないので、日常使いで効率よくポイントが貯まるカードではありません もし、10~15万ポイントの招待状が来たら申請するべきです 


Amex なら Everyday Preferred

Amex にするのなら、Everyday Preferred をおすすめします 入会ボーナスは 1.5~3万です Everyday Preferred は当ブログでイチオシのカードです ANAマイルをたくさん貯めたい方は、これ以外ありません グロッサリーストアで、3~5.5倍でポイントが貯まるカードです 日常使いはこれですね 年会費は 95ドルです

Amex Everyday Preferred についてはこちらの記事を参考にして下さい

更に、Blue Business Plus

Blue Business Plus は全てが年間5万ドルまで 2倍になる凄いカードです Everyday Preferred と合わせて利用するといいのですが、現在入会ボーナスがありませんので これは入会ボーナスが出るまで待たれた方がいいカードです 年会費無しなので、入会ボーナスが復活すればすぐにでも作ることをおすすめします


マイルは時間がかかる

Everyday Preferred を作っても すぐにはマイルが貯まらないばかりか、ANA 特典航空券を確実に発券するには 355日前予約が必要です そんなの待てないという方には、Chaseです






Chase 最強伝説で あっという間に日本行ゲット

相談者様は、Chase の親カードをお考えということなので もしかすると Freedom をお持ちなのかもしれませんが、Chase はなんといっても3枚使いが最強というのは しっかり理解して欲しいポイントです 前回の、 クレジットカード診断 ⑤ の記事で説明しましたとおり 夫婦二人でそれぞれ Chase 3種類のカードを 作った場合、紹介ポイントも合わせますと 合計19万Chase ポイントになります これは 2375ドル分の航空券の購入に充てることができます 1年目の投資金額はSapphire Preferred の年会費が免除されますので、ゼロです 2年目からは、Sapphire Preferredの年会費95ドル二人分が発生しますので、 お二人のうち、どちらががキャンセルされてもいいでしょう 

この方法の場合、それぞれ3枚づつのカードを入会ボーナスを達成しながら作っていきますので、最短でも3か月以上かかります それでも Amex よりは早く 日本行航空券か、またはどこか行きたい場所への航空券が手に入ることになります 特典航空券ではありませんので、売っている限り、空席があれば購入可能です そして、フライトマイルも貯まります 難があるとすれば、Sapphire Preferred のボーナス獲得条件は 3か月で4000ドルです 4000ドルを達成できそうな時期を狙って申請できれば 5万ポイントの入会ボーナスが手に入ります

本会員+家族会員で 作るよりは、それぞれ別々に作られた方が紹介ボーナスも入りますので 最終的に獲得ポイントは倍以上貰えることになります


この2つの記事をよくお読みになって、入会方法を考えてみてください


主なポイント移行先

Chase ポイント:





Amex ポイント:






Chase を選ぶ際の注意点

Chase は二年以内に5枚以上のクレジットカードを承認しません 家族カードもカウントします Hyatt Visa と IHG Master はカウントしないと言われていますので、これ以上のクレジットカードを作っていないのであれば Chase 3枚を作ることができるはずです


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