5000マイルで出来ること
日本-北米間の 往復特典航空券を発券する場合の必要マイルは 日系が少なく、米系はマイル数が多くなります 特にビジネス、ファーストクラスでは、米系では莫大なマイルが必要となり、現実的ではありません ところが、日本国内線の特典航空券ではブリテッシュ航空やユナイテッド航空で発券すると少ないマイルで済みます
5000マイルの使い方
ユナイテッド航空で日本の国内線特典航空券を発券する際のルール
- 出発地から目的地までの 直行の飛行距離が800マイル以内:片道5000マイル、往復10000マイル
- 出発地から目的地までの 直行の飛行距離が800マイル以上:片道8000マイル、往復16000マイル
例:福岡-羽田 必要マイル (往復)
- JAL、ANA: レギュラーシーズン 7500マイル(15000マイル)
- JAL、ANA: ローシーズン 6000マイル(12000マイル)
- ユナイテッド:5000マイル(10000マイル)
福岡-羽田 間だと、ユナイテッドがお得だというのがわかります ユナイテッドの凄さはここじゃないんです ANAにも JAL にも出来ないことが出来るのです それは乗継です
乗継ルートで発券できる
ユナイテッドの凄さはこれにつきますね 片道5000マイルで 乗継便が利用でき、場合によっては日付をまたぐこともできます つまり、一泊もアリです
福岡-羽田 で調べてみました
まずは、所要時間がいちばん長いフライトです
福岡-沖縄-羽田 |
- 福岡 15:55 ⇒沖縄 17:40
- 翌日 沖縄11:35⇒羽田 13:50
二日がかりで福岡から羽田に沖縄経由で向かいます すご~い!
お次は、伊丹経由です
福岡-伊丹-羽田 |
- 福岡 13:55⇒ 伊丹 14:40
- 翌日 伊丹 7:05⇒ 羽田 8:10
これなんかも、大阪で一泊してから東京に向かえます
更に北に向かってみましょう
福岡-札幌-羽田 |
- 福岡 11:45 ⇒ 札幌 14:00
- 翌日 札幌 7:30 ⇒ 羽田 9:10
札幌だって、一泊コースで5000マイルです
だんだん、パラダイス山元さんみたいになってきました どんな需要があるかわかりませんがとにかく凄いです
もっと凄いコース発見
福岡-関空-羽田-佐賀 |
- 福岡 7:50 ⇒ 関空 8:50 ⇒ 関空 17:30 ⇒ 羽田 18:50
- 翌日 羽田 9:55 ⇒ 佐賀 12:00
福岡を出発し、佐賀に戻ってくるコースですが、福岡-佐賀間はバス移動が出来るほどの距離しかありません これだと、大阪で半日くらい遊んで、東京一泊コースですね これだって5000マイルです これこそ弾丸ツアーです
使い方を考える
日本国内を短期間にあっちこっちと移動したい時には使える方法です 我家も昨年帰省の時は、羽田-札幌-小松 と一日で移動しました 我家みたいに親戚が日本中にちらばっている方にはいかがでしょうか? ちょっとだけでも会いに行けますね
他には、ジャパン・レールパスと組み合わせて日本国内を移動するのに使えそうです 後は、ただひたすら飛行機が好きで乗りまくりたい方には最高かも?
私が考える利用法は、リタイア後の旅行なんかにいいのではと思いました ちょっと一泊温泉にとか、帰りは新幹線を利用したい時とか、遠くの親戚に気軽に会いに行きたい時とかに使えるんじゃないでしょうか
注意点
- 予約出来る期間は 出発の60日前から4日前まで
- 乗継便は自分で選ぶことは出来ず、ユナイテッドのサイトで出てくるフライトしか予約することができません
ユナイテッドは手数料が高く設定されています 電話での予約発券は25ドルかかります 変更の手数料は以下のとおり
変更手数料 |
変更だけでなく、キャンセルする場合も上記の料金がかかります
オンラインで発券をすると、Eチケットがメールで送られてきますが、自動チェックイン機は利用できず、カウンターに並ぶ必要があります 座席は予め割り当てられてしまいますが、変更は可能 変更する際は ANAに電話する必要があるそうです
ユナイテッドマイルはChaseから移行
ユナイテッドマイルを特に貯めていなくても、Chase のポイントを移行できるクレジットカードを持っていれば、ユナイテッドマイルに 1:1 で移行できます Chase ショッピング・ポータルを日頃から上手く利用していれば、5000マイルは簡単に貯まります 1ドルが1マイルや1ポイントにしかならないクレジットカードとは大きく違う点です
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