ビジネスをされている方のクレジットカード選び
個人でビジネスをされている方にとって、マイル&ポイント活動は 業務の一部です クレジットカードの選び方次第では リターンに大きな差が出てしまいます 自分が何が欲しいのかを考えて、正しいクレジットカードを選ぶことが大切です
Q: 個人でビジネスをしています 今までは銀行引落とチェックで支払いをしていましたが、急にクレジットカードでの支払いに興味がわいてきました 効率の良い使い方など教えて下さい
質問様情報:会社は二つ、支払いは別
ご希望の利用方法
- 航空券
- ホテル
- ギフトカード
最近作ったクレジットカード
- Amex プラチナ 個人カード
- Barclay Arrival+
他にお持ちのクレジットカード
- Capital One Miles Business
質問の答え
マイルを使った特典航空券は使いこなすのが難しいので、まずは クレジットカード・ポイントを利用した航空券購入 を目指しましょう Chase からスタートされると初年度はかなりのボーナスが期待できます Amex プラチナもお持ちなので、慣れてこられたら AmexポイントをANAマイルに移行して日本行特典航空券のご利用をおすすめします
ポイントを利用した航空券購入は簡単ですがエコノミークラスに限定されます ビジネスやファーストクラスの購入には莫大なポイントが必要になります マイルを使うとビジネスクラスやファーストクラスが夢ではなくなりますよ
Chase Business Card を作ります
会社が二つで支払いを分ける必要があるとのことです ご夫婦でクレジットカードを発行可ということですので、こちらの方法をおすすめします
会社1 :夫名義
1.Chase Ink Preferred Card を作る
年会費95ドル、入会ボーナス 8万ポイント、ボーナス条件 3か月で5000ドルの利用
2.Chase Ink Cash Business を作る
年会費なし、入会ボーナス 3万ポイント、ボーナス条件 3か月で3000ドルの利用
3.Chase Freedom Unlimited を作る
年会費なし、入会ボーナス 1.5万ポイント、ボーナス条件 3か月で500ドルの利用
紹介リンク よろしければお使い下さい |
会社2:妻名義
会社1と同じクレジットカードを妻名義で作りますが、全てのクレジットカードを夫の紹介で申請します
1.Chase Ink Preferred Card を作る
入会ボーナス 8万ポイント+ 紹介ボーナス 2万ポイント
2.Chase Ink Cash Business を作る
入会ボーナス 3万ポイント+紹介ボーナス 1万ポイント
3.Chase Freedom Unlimited を作る
入会ボーナス 1.5万ポイント+紹介ボーナス5000ポイント
- 貰えるボーナスの合計 28.5万ポイント (3562.50ドル分の航空券購入に利用可)
- 年会費合計 190ドル
いかがでしょうか? 個人の方とは桁違いのボーナスが数か月で手に入ります
注意点
調べましたところ、Ink Business と Ink Cash も チェース・ルールにカウントされます 最近、2枚のクレジットカードを作られていますので 24か月経過するまでは これ以上のChase系クレジットカードは承認されません
正し例外もあります IHG と Hyatt は 24か月で5枚のクレジットカードにはカウントしません ですが、Chase ポイントは IHG とHyatt に1:1 で移行できるので、慌てて作る必要はありません
Amex は チェースのルールが適用されませんので、個人用に Amex Everyday Preferred を作られるといいかと思います このクレジットカードは年会費95ドル で、月に30トランザクションを達成しないと意味のないカードです 夫婦別々ではなく、本会員+家族会員で 作ります プラチナカードと同じ名義にすると、Amexポイントは自動的に合算されます 名義が違っていても ANAに移行して利用するのであれば、家族マイルが合算できますので、どちらの名義にされても問題ありません
クレジットカード利用方法
折角、クレジットカードを熟慮して作っても正しい使い分けができないと意味がありません 正しい利用方法を覚えましょう
Ink Business Preferred(IBP )、Ink Cash Business(ICB)、Freedom Unlimited(FU)の3枚使いの解説です
①インターネット、ケーブルTV、電話などの通信費 5倍: ICB
②Office Supply Store 5倍: ICB
③旅行、Shipping Purchases 3倍: IBP
④ガソリン、レストラン 2倍: ICB
⑤その他 1.5倍: FU
⑥外国通貨利用時 手数料なし: IBP
①と②は年間合計、2.5万ドルまでのリミットがありそれ以上は1倍
④ も年間2.5万ドルのリミット、それ以上は1倍
通常の支払いは Freedom Unlimited でします 通信費は ICB です これは5倍になりますので大きいです Office Supply Store も ICB で5倍になりますので、Office Supply Store も活用しましょう 業務用の車のガソリンは ICB、Shipping の支払いがあれば IBP を利用します
この方法ですと、支払額の1.5倍以下になることはありません
Amex プラチナ利用方法
現在お持ちの Amexプラチナは個人カードですが、会社の決済に利用されるということを前提に利用方法を説明します
年に数回、アメリカ国内出張があるということですので 航空券の購入には プラチナカードを利用します 直接エアラインからの購入、もしくは Amex Travel からの購入で 5倍ポイントになります
主な プラチナベネフィット
- 出張の際には、プライオリティパス・ラウンジ(登録が必要)や センチュリオン・ラウンジが利用できます
- エアラインクレジット年間200ドルが利用できます デルタを利用されるとのことですので、Amex のアカウントでデルタ航空を登録してください アップグレードや手荷物料、機内飲食費などに利用できます 登録したエアライン以外には利用できません
- Uber クレジット年間200ドル(毎月15ドル、12月のみ35ドル)利用できます
- ヒルトン、SPG のゴールド会員資格
航空券の購入以外には、1ドルで1倍にしかならないのでその他の決済には利用しない方がいいでしょう Amex ポイントをたくさん貯めたくなった場合は、Amex Blue Business Plus を 作って利用するようにします 年間5万ドルまで全ての決済が2倍ポイントになります 会社1と会社2で それぞれ年間5万ドル利用すると 20万Amex ポイントになります これは 20万ANAマイルに移行できます
20万ANAマイルあると、ビジネスクラスで 日本-北米 2往復 、ファーストクラスなら1往復でお釣りがきます プラチナ入会ボーナスもありますし、ファーストクラス2往復(30万ANAマイル)もあっという間です
今は、入会ボーナスがありませんので 入会ボーナスが復活するまで待たれた方がいいと思います
20万ANAマイルあると、ビジネスクラスで 日本-北米 2往復 、ファーストクラスなら1往復でお釣りがきます プラチナ入会ボーナスもありますし、ファーストクラス2往復(30万ANAマイル)もあっという間です
今は、入会ボーナスがありませんので 入会ボーナスが復活するまで待たれた方がいいと思います
Chase ポイント利用法
貯まった Chaseポイントの利用方法です 全てのポイントは IBP に移行して集めます 同じ名義の Chase カードに貯まったポイントは移行して集めることができます Freedom Unlimited は個人カードですが、問題なく IBP アカウントに移行できます
アカウント上で Ultimate Rewards のページの右上のところに Combine Points というところがあります ここで移行先のカード情報を登録すると移行できるようになります
ポイントが移行出来る提携エアライン |
ポイントが移行できる提携ホテル |
Chase ポイントは、0.0125倍 換算でドルとして 航空券やホテル宿泊の購入に利用できます Ultimate Rewards 上で 購入する必要があります
ホテルは、Hyatt に移行するのがいちばん交換率がいいと思います マリオットとリッツカールトンは、無料宿泊の必要ポイントが大きいのでおすすめしません
ギフトカードは、現在 157種類 あります お好きなギフトカードと交換することができますが、0.01換算/ドル になりますので 航空券購入よりはお得感が薄れます
まとめ
まずは Chase から始めて 大きなリターンを貰って下さい 年会費190ドルで得られるリターンは莫大です Chase ポイントは様々な利用方法があります 初心者の方に使いやすいポイントだと思います
Barclay Arrival+ や、Capital One は年会費があるのならいずれ解約してもいいかもしれません リターンは決して悪くはないのですが、使い道が限られるからです
私個人としましては、Amex ポイントを ANAマイルに移行して ファーストクラスやビジネスクラスの旅を楽しんで頂きたいと思います ANAマイルの利用方法を是非マスターされて下さい
まずは Chase から始めて 大きなリターンを貰って下さい 年会費190ドルで得られるリターンは莫大です Chase ポイントは様々な利用方法があります 初心者の方に使いやすいポイントだと思います
Barclay Arrival+ や、Capital One は年会費があるのならいずれ解約してもいいかもしれません リターンは決して悪くはないのですが、使い道が限られるからです
私個人としましては、Amex ポイントを ANAマイルに移行して ファーストクラスやビジネスクラスの旅を楽しんで頂きたいと思います ANAマイルの利用方法を是非マスターされて下さい
4 コメント:
こんにちは愛読者です。Chaseのビジネスカードいいですね。一つわからないので教えてください。リワードシステムについてですがポイント制のFUからIBPへ合算できる、ところでICBはキャッシュバックカードだとするとIBPへポイントとして合算できるのでしょうか?ICB→IBPができたらいいなあと思います。
匿名愛読者さん:
いい質問ですね Chaseのキャッシュバック・カードもアカウントにはポイントで貯まるのです 100ドルキャッシュバックとは、1万ポイントのことなのです キャッシュバックカードだけしか持ってない場合は、ステートメントクレジットとして利用することになります 親カードがあると、全部のポイントを一括して管理することができるのです
Freedom も Ink Cash Business もなにもかも、親カードの一つのアカウントに集めて管理できます だから、親カードを持っていることに意味があるのです ビジネスの方でも Sapphire Reserve をお持ちならそちらのアカウントに移行すれば、航空券、ホテルの購入が 1.5倍ポイントとなって利用できるのです Ink Business Preferred より、1ポイントの価値が0.25倍アップします
Sapphire Reserve の年会費は450ドルですが、ポイントの貯め方次第では450ドル払ってもお得になる場合もあります
早速ありがとうございます!親カードはパーソナル、ビジネスどちらでもOKで集約できると理解しました。このフレキシビリティは素晴らしいですね。Reserveはちょうど1年の年会費がチャージされました。おっしゃるとおり親カードが必要でSapphire preferred (Personal)にダウングレードするか悩んでいる最中です。
匿名愛読者さん:
SR は年会費が高いので悩みますね もし、IBP に出来るのであればベストなのですが、いつか挑戦してみてください
マイラー活動をしている方たちの、IBP&ICB を所持している確率は高いです 個人でも全く可能性がないというわけではなさそうです ICB は年会費なしなので、挑戦してみるならこっちですね
ICB が承認されたら、IBP は問題なく承認されます
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