2018/02/25

二重国籍問題、遂に提訴へ

気になる裁判のゆくえ

他人事ではないニュースです 

外国籍を取得したら日本国籍を失うという国籍法の規定は憲法違反だとして欧州在住の元日本国籍保持者ら8人が国籍回復などを求める訴訟を来月、東京地裁に起こすとのことです 詳しくは 朝日新聞のサイトでご覧になれます


この規定の無効を求める訴訟は初めてということですが、この裁判のゆくえは非常に気になります タイミング的には原告に不利かと思われるのですが、やはり蓮舫議員の問題がありましたから、大方の日本人の意見は重国籍に否定的のようです


ネット上の日本在住の人の意見は、99%くらい重国籍に否定的と感じられました 日本在住の人にとっては重国籍のイメージがすこぶる悪いようです 蓮舫議員やフジモリ元大統領くらいしか思い当たらないからなのかもしれません 重国籍ズルいという発想が根底にあるように感じてしまうのですが、例えば ノーベル賞受賞者などの場合は受賞時に外国籍になっていたとしても平気で日本人とカウントしていませんか? 元を付けて報道されているのはあまりみかけません 確かに政治家で二重国籍は問題ですが、都合がいいときだけ日本人にするというのもどうかなと感じます





外国籍を取得するに至る理由は様々ですが、現在の国籍法で外国籍を取得した時点で(国籍喪失届を提出していなくても)日本国籍を失うということになっています 元日本人ならばいったん失った日本国籍を復活させるのはそう難しくはないそうなのですが、二重国籍を認めてもらえれば、国籍喪失⇒復活とややこしい手続きもしなくてよくなるわけです

この裁判の行方は今後注目していきたいと思います







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