2017/02/19

コレ欲し…くなかった! 旅行アイテム編②レビュー

大きな誤解をしていました

この記事の続きです

これは絶対に欲しいと熱望していた旅行タグが届きました が、しかし…大きな誤解をしていることにすぐ気が付きました 時代は私のニーズにまだ追いついていなかったのでした

eBags.com より

これですね 欲しかったものは 私の期待に比べるとやけにお安いとは思ったのですが、昨年の日本旅行の際のハンドバッグ紛失事件の衝撃が肝心な機能を見落とす結果に繋がりました あまりにもショックが大きかったので、この商品に過大な期待を抱いてしまったわけです 冷静さを失ってました 皆様にとんだご迷惑をおかけしてしまったことを、ここにお詫びするとともに、この商品についてご説明いたします

これでは失くしたバッグは出てこない

正確に表現しますと、失くしたバッグを追跡できないということです もし、失くしたバッグが善意の方に見つけてもらった場合は、戻ってくる可能性が高まります しかし、このタグ上に書いてあるメッセージとQRコードの意味が理解できない人であれば可能性はゼロです 今どき、スマホがあればQRコードくらいかざしてくれるとは思いますが、田舎の場合はどうなることやら





名前が見えないだけの旅行用タグです

この商品はつまり、名前が書いてない旅行用タグ ということです その点についてはプライバシーは守られます 名前と住所を公にする必要はなくなります アプリ上で名前や住所、メールアドレスなどを入力したあと QRコードをスキャンするか、NFC でタグのデータを読み取ります これで設定は完了です 個人情報を自分以外に見られるようにするかしないかの設定ができます 

紛失した場合、見つけた人がQRコードかタグ上のWebアドレスにアクセスしてくれれば、自分に連絡がつく仕組みです つまり、名前が書いてないだけで 普通の名前を書くタグ以上の効果はなにもありません

追跡機能はまだまだこれから

私が熱望していたのは追跡機能なんです そんな商品はまだ実用化されていませんでした こんなに世の中が進んでいるのに、意外でした 調べたところ、Bluetooth で探し出す機能付きのタグは商品化されていました Bluetooth が届く範囲しか探し出すことが出来ないので、財布やキーなどには向いていますが旅行バッグに付けるものではありません 

Amazon.comより

Amazon で売ってるものではこちらの商品がいちばん私の購入したものに近いのですが、書いてあることを隅から隅まで読んでようやく理解できました GPS機能があってもなくしたBag を追跡できるわけではないです だれかがQRコードをスキャンすれば、その位置情報がわかるということです スキャンしなければどこにあるか全然わからないですね 

私の希望にいちばん近い商品はカードの中にSIM を組み込んで追跡可能にしているものがありましたが、値段も高く、年会費が必要だったり、交換不能なバッテリーの寿命が1~3年ほどだったりと実用的ではなかったです 最悪なことに SIMを利用したものは、日本では規格が違うので使えないということでした 

Bluesmart.com より
多分、現時点で私の希望に最も近い商品はこれでしょう このスーツケース449ドルします これが完成されたものならかなりの需要が見込めるでしょうが、まだまだ開発段階のようで改善の余地がありそうです ウォールストリートジャーナルにこの製品の記事が掲載されていましたが、バッグ本体にバッテリーが組み込まれているので、中国の空港で危うくバッグを切り裂かれて調べられそうになったとありました 更に、機内持ち込みサイズのバッグしか商品化されていないので追跡機能の必要性も疑問との意見でした 確かにそのとおり、預入荷物になるバッグにこそ追跡機能は必要とされているはずです

使いますよ

私が購入したタグですが、定価4.95ドルの20%オフなので 3.96ドルでした 送料もTax もないので痛手は小さかったです でも、買ったからには使いますよ 付属のワイヤーリングがありますが、今まで持っているレザーのタグケースに入れて使います 名前がわからないのはスマートでいいです (多少の不安はありますが) それと、これ何枚も購入する必要ないです 一枚あればコピーすればいいんじゃないでしょうか? QRコードとWebアドレスの部分をコピーして手持ちの旅行用タグに入れて置けばいいんじゃないかなと考えます ついでに、英文に加えて日本語訳も付けておけば完璧ですね 

お詫び

前回の記事を見て、もしかして購入されてしまった方にはここに謹んでお詫びを申し上げます バッグを日本で紛失したことに続いて、またしても大きな失敗で非常に反省しております 不特定多数の方がご覧になるブログの場で間違った情報をお知らせしてしまい申し訳ありませんでした 今後は十分気を付けます


0 コメント: