2017/12/22

急病の時は Urgent Care へ

最近増えてきた Urgent Care

夫と息子が同時に発病して、二人を同時に病院に連れて行くことになりました アメリカ生活では、元気な時は問題ありませんが病気になるとこれが結構大変です アメリカの医療制度にはうんざり、重病だろうと急病だろうと、予約を取って、長々待たされるのは当たり前です エマージェンシールームに駆け込んでも、何時間も待たされるのではたまりません

そんなアメリカの医療制度の隙間をついて最近、増えてきたのは Urgent Care です 緊急の時はここを頼るしかありません


エマージェンシールームよりも Urgent Care

アメリカ生活あるある話

こちらでは例え行き倒れたとしても、救急車を呼ぶかどうか真剣に聞かれたりします 莫大な支払いが発生する場合が多いので、よほどのことがない限り救急車を呼んだりはしません というより、呼ぼうとしても重病の本人が呼ばないでくれと叫んでいたりします

エマージェンシールームに行くとしても救急車ではなく、自分で行った方が安上がりです 車に乗るだけで大変な請求が来るという話です 

大きな病院にはエマージェンシールームがあります 我家も息子が小さい時に一度連れて行ったことがありましたが、非常に待たされました 緊急で駆け込んでも、すぐに診てもらえるわけではありません

そんなわけで、今回は Urgent Care にしたのです かかりつけのお医者様も予約がすぐに取れる保証はありません Urgent Care ならば、普通予約なしで診てもらえます 最寄りの Urgent Care は、7日間営業で平日は朝の8時からとなっており 朝イチに行ったのでいちばんに診てもらえました


記入する書類が多すぎる

Dr.Office で うんざりすることと言えば、記入させられる書類の多さではありませんか 最近は、予めオンラインで入力できるところもありますが、それでも次から次へと何ページも入力しないといけないので家族にやってもらえる方はいいですが、病気の本人にはかなり辛い作業と思われます

オンライン入力が出来ないところは、早めにOffice に行き何枚もの書類を渡され、次から次に書き込み作業をしなくてはいけません 夫が利用しているある医療機関などは、毎回膨大な書類に書き込みを要求されます 書いた書類をデータ入力しているとも思えません 紙の量だけでも相当なものです 毎度毎度、呆れることこの上ありません そんな時ですね、日本にとても帰りたくなるのは この先、病気がちになったら 絶対にこの国で生きて行く自信がない私たちです

我家が利用している Urgent Care は、初診でもたった2枚の書類に必要事項を記入してサインするだけです 病気の時はこのシンプルさが有難いはず 患者さんの身になった経営をしています 


お薬も貰えます

他の Urgent Care はどうなのかわかりませんが、我家が利用しているところは お薬も出してもらえるのです これもとても有難いです 急病で診療してもらった後に、薬局で長々待たされるのも辛いものです Urgent Care とうたっているだけあり、薬もその場で出してもらえて 直ぐ帰宅できる喜びをかみしめます

こんな医療サービスを多くの人は望んでいるのでしょう ここ数年で Urgent Care が非常に増えたように感じます


気になる医療費

保険がカバーされるかどうかで自己負担は変わってくると思いますが、請求は後日です これはアメリカ方式ですね 窓口ではとりあえずの費用を払いますが、後日保険会社と交渉してカバーされなかった金額を本人に請求されます どのくらい請求されるかは、きになるところですが、今のところ全くわかりません 二人分のうち、おそらく息子の分は大学の保険なのでカバーされないのではないかと思っています 夫の方は大丈夫でしょう

病気なので仕方ありませんが、エマージェンシールームに駆け込むよりは安く済みます これでも昔に比べると、Urgent Care が出来たお蔭で随分と助かっています







検査は日本でしましょう

私は毎年日本で人間ドックを受診するようにしているのですが、これはこちらのお医者様からすすめられてのことです とにかく、アメリカでフルコースの検査をしたら費用も莫大ですが、時間がかかって仕方ないのです 

例えば、胃カメラをするとしましょう 日本なら数千円で済むはずです(私の利用している人間ドックでは胃内視鏡検査 5400円です) 一回行けば終わります こちらでは、胃腸科の先生に予約を入れ まずは一回オフィスに行きます 胃カメラの日にちを予約し、2回目に検査をします 3回目オフィスで検査結果を聞きに行きます 実に3回も通う必要があるのです

他に検査がある場合は、それぞれの専門のDr.で同じことを繰り返します とても毎年できるものではありません 日本ならば、こちらから予約を入れることもできますし、半日程度でかなりの検査を受けることができます 検査結果は当日わかることはその場で説明を受け、後日検査結果をアメリカまで郵送してもらえます


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私は今年の人間ドックは ANAマイレージモール経由で人間ドックここカラダに入り、予約を完了しました 400ANAマイルが貰えましたので モッピーで1000ポイントの方がお得です 1000ポイントそのままJAL に移行すれば 500JALマイル、12000ポイント貯まってから移行すれば、80%の交換率でJALマイルにすることができます

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急な病気になると、健康の有難みを強く感じます アメリカではちょっとした検査でも莫大な請求がきますので、帰省時に定期検査をするのはおすすめです




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