2017/12/26

アメリカ大学事情 その22

就職活動について

当ブログは陸マイラーブログではありますが、そもそも陸マイラー活動を本格化するきっかけが莫大な大学の学費による家計の圧迫です 毎年の日本への帰省を諦めないで済むようになったのも陸マイラー活動のお蔭です 同じような境遇のご家庭の方に情報を提供しようと思って始めました 

アメリカ大学事情シリーズは、息子の受験の際に得た知識を後に続く方に提供しています アメリカの大学受験は日本の受験制度しか知らない親には理解するのが難しい世界です 特に海外からアメリカの大学の受験を考えておられる方の親御さんからのお問合せを受けることが多く、微力ではありますが、少しでも情報がお伝えできれば幸いです

お問合せを頂いた方々にサクラサク春が訪れますように西海岸の片隅からお祈りしています


大学生の就職活動

我家の息子も現在大学3年生、前期を修了しました 大学受験のお次の難関は就職活動です 受験と違い、親の私には全く未知の世界です こればかりは自分で道を切り開いて行って貰うしかありません 

息子の大学には定期的に ジョブフェアーが行われており、様々な企業からリクルート活動にいらっしゃっています まぁ、たくさんのノベルティ・グッズを頂きます そんなにノベルティ・グッズばかり集めても仕方ないのですが、お話を聞きに行くと配布されるようなので、どんどん貯まっていくのです

日本の就職活動と決定的に違うのは、本採用ではないということです 新卒者は、まずはインターンシップからです そこで認められて本採用になるか、もしくは実務を積んだあと MBA や Master に進学します インターンシップとはいえ、大手企業ではそこそこのお給料は出るようです 

優秀な学生は3年生でも決まります 息子の同級生も既にインターンシップ先が決まっている子が何人もいるそうです 息子は今期は就職活動は全滅でした かなりの確率で最終面接まで進むのですが最後の最後で採用が出ませんでした 最終面接に残るのはほとんどが4年生ということなので、来年に望みを託しています ここで経験を積んで、今の自分に足りないものをなんとか積み上げて、来期の就職活動に臨んでもらいたいと思っています


鉄の心臓で頑張る

日本の就職活動でも100社くらい面接をするのは普通と聞きます 流石に100社は受けませんでしたが、次々に受けては落ちるを繰り返すわけですから、軟なメンタルでは持ちません 息子の凹まない所は、我ながら凄いと感心します 4年生になると、焦りが出るのかもしれませんが、今のところどれだけ落ちてもケロッとしています







今どき学生事情

日本の就職活動と違うと感じた点は、学生でも強気ということです 優秀な学生さんは実に強気らしく、3年生でインターンシップが決まっていてもそこで安心しているのではなく、また4年で更に他の企業も受けるそうです そこで既に決まっている会社と駆け引きをするみたいなのです 先月、シアトルのとある会社に最終面接に行った際には、ある学生さんは担当者に今日、今すぐ結果を教えてくれと 迫っていたそうです 担当の方も、わかりました、貴女には今日中にお知らせします との答えだったとか そんなのアリなんですね

学生でもやたら自信たっぷりに振舞わないと、いけない世界のようで 気が小さい人には大変そうです ここはアメリカですからね 


親にはわからないことばかり

大学受験の時は、親も一緒に頑張った感がありましたが、就職活動は親には少しも出番がありません ただ見守るだけです 

今年はボストンキャリア・フォーラムには行かなかったのですが、日系企業を狙う学生さんには ボスキャリで就職が決まる確率が高いと聞きます 直前で飛行機やホテルを探すとかなりお高くなりますので、参加される方は早めに予約されたほうがいいでしょう もちろん、陸マイラー活動で飛行機代もホテル代も節約することができますよ 今後私の出番があるとすれば、やっぱりこれですね



アメリカ大学事情シリーズはこちらにまとめています





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