2016/10/21

特典航空券だからできること その2

ストップオーバーとトランジットを理解する



ANA 編


特典航空券をお得に利用するなら、ストップオーバーとトランジットを使いこなすことです ところが、これが非常に難しい   マイラーの間では 改悪  と呼ぶ、ルールの変更も突然アナウンスされますので 益々使い難くなるばかり

最近、 ユナイテッド・マイレージプラス の特典航空券は ストップオーバーが原則廃止になりました 微妙な言い回しですが、原則廃止ということは 原則でないものは廃止していないということになります ここでは説明しませんが、特典航空券の闇は深まってますね マイレージ初心者の方がすぐに理解するのはかなり難しいです



北米在住の方々にいちばん関係があると思われる、日本行き特典航空券でストップオーバーとトランジットを 理解しましょう


1.出発地から必要マイル数が最も高い地点を目的地とする

2. 往路、復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由するような経路となる地点を目的地にすることはできない

3. 出発地と最終帰着地が異なる場合、同一国内であること

4. 往路到着地と復路出発地が異なる場合、同一エリア内であること

5. 往路到着地と復路出発地が異なるゾーンになる場合、必要マイル数は各ゾーンで必要とされるマイル数のの2分の1の合算


以上、5つのルールがありますが 素人さんはほとんど理解不能だと思います

とりあえず、北米から出発して日本に行き、北米に戻る 特典航空券で考えましょう  1と2 を理解するだけで済みます


ストップオーバーとトランジットのルール

日本発はストップオーバーが出来ません

海外発は目的地以外に一回ストップオーバーが可能

トランジットは日本国内で往路復路各2回まで

ストップオーバーは海外在住者の特典です 是非利用しましょう



ルートの例


日本-北米 間のマイル数のみで予約することの出来るルートを考えてみました


北米 ⇒ 東京(24時間以内乗換) ⇒ 沖縄 (滞在) ⇒ 東京 (滞在) ⇒ 北米


この旅程なら、日本ー北米間のマイル以外の加算はありません ローシーズン、エコノミークラスならわずか4万マイルです 沖縄から宮古島や石垣島 まで飛んで最終目的地とすることも可能です
 最終目的地で滞在する他、東京がストップオーバーということになります

日本に帰るついでにバケーションを入れる一つの例です ストップオーバーは往路復路のどちらでもお好きな方に一回可能です

注意:ANA のオンラインでは何故かこのルートで予約ができません 電話予約になります


LAX ⇒ バンクーバー (滞在) ⇒ 東京 (滞在 )⇒ LAX

こちらは最終目的地東京で バンクーバーを経由するルートです

この時、バンクーバーで乗り換えのみの場合はマイルの加算はありませんが ストップオーバーをする場合は 提携航空会社特典航空券利用になり Zone1-B が適用され マイルの加算があります エコノミークラスで 5000マイルアップです

他にも様々な旅程が組めそうですが、わかりやすい例で説明してみました



関連記事

特典航空券だからできること その1



にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

0 コメント: