2016/10/25

アメリカで家を買う その1

家の探し方



マイレージネタも尽きてきましたので、こんな話題でも
もしかしたら、最も得意とする分野かも?


我家が最後に家を購入したのはかれこれ13年前なので最新情報ではありませんが 日本とは全く違う不動産探しのあれこれ、今家を探している方も もしかしたら探し方が間違っているかもしれませんよ

アメリカも広いので、地域により事情が違うと思われますので これは私の住んでいる LA のウエストサイド地区のお話です



まず初めにすること


家を買おう! と思い立ってまず初めにエージェントを探すのが普通ですね  ところが、家を探すだけならエージェントさんは別に必要ないのです 買いたい家が見つかって、いざオファーを入れるとなればエージェントの方にお願いしないといけないのですが 探すだけなら自分だけでできるのです

そもそも、家探しを始めて数件だけ見て決めるのはあまりにも危険です 一軒家ともなれば1M くらいの物件も最近では珍しくないので慎重に物件選びをしましょう 

私の場合、今の家を見つけるのに5年かかりました  5年の間、ただ探していたわけではなく 最初のステップとなるタウンハウスを購入し、じっくり探し続けて購入できたのです 5年の間には雇っていたエージェントさんよりも遥かに知識を蓄えました ある一定の地区にだけ絞って探していましたので、誰よりも詳しくなりました

マーケットに出てくる物件はネットで探せます  エージェントさんと素人の違いはほとんどありません 私が探している頃はエージェント専用サイトでは新規物件が多少掲載が早いくらいでした とにかく毎日、毎日、新規物件が出るのを見逃さずにチェックします するとだんだんその地域のマーケットの動きや、適正価格が見えてきます

この適正価格を知るのがなにより大事です オファーを入れる際に迷わず値段を付けることが出来るわけです

The MLS.com  では、LA のウエストサイド地区の売りに出ている物件をほぼ見ることができます ここに掲載されている情報以上のことはエージェントだからといってほとんどわからないはずです 素人だからといって集められる情報が限られているわけではないです 

サイトで物件を探すのにエージェントさんは必要ないですね ここまでは自分でできます





オープンハウスに行こう!


オープンハウスはとにかくたくさん行くべきです 片っ端から行ってもいいくらいです 現地を見てみないことにはなにも始まらないのです

普通、オープンハウスは 土曜日や日曜日にありますね LA Times のリアルエステート版にも毎週リストが掲載されています The MLS.com  にも勿論 オープンハウス情報は載っています でも、行くなら週末ではなく 火曜日です

火曜日は キャラバンと言って、業者向けのオープンハウスなのです  だいたい、一般向けの週末のオープンハウスをする前の火曜日にします  場合によってはそこでエージェントの人がお客差様を連れてきて早くも商談成立となる場合もあります

火曜日のオープンハウスを知るためにはエージェントが必要かというとそうでもありません  ネットで新規物件を見つけたら情報が載っていますので、火曜日のオープンハウス情報も載っているはずです  書いてない場合はとりあえず、火曜日に現地に行ってみます  時間は10時から2時ごろの場合が多いです エージェントと同行しなくても一般客にも見せてもらえます

オープンハウスに通い続けていると、地域の物件情報に精通してくるだけでなく エージェントの方とも顔見知りになりますので エージェントが決まってない場合は 相性のよさそうなエージェントさんを見かけたら相談してみるのもいいかもしれません

だいだい火曜日のキャラバンにしょっちゅう見に来る人というのは本気度が高いわけですから、黙っていてもやり手のエージェントさんなら声をかけてくると思いますよ エージェントさんを決めたからと言っても主導権は買い手にあります 言いなりにはなってはいけません

自分の判断で物件の適正価格を見極めて、購入するかどうかの決断をしなくてはいけません


エージェントの選び方


我家の場合は、もともとお付き合いのあった日本人のエージェントの方にお願いしていましたが うちの探しているエリアがその方の得意なエリアではありませんでした 一件目のタウンハウスを購入した際はお世話になりましたが、いよいよ一軒家を本気で探すとなると探しているエリアに精通しているエージェントが必要なのではないかという結論に達して、二人目のエージェントを雇うことにしたのです

二人目のエージェントはアメリカ人でこのエリアでは相当なやり手の方です ですが、実際家を見つけたのは私ですし、この方の出番はやはりオファーを入れる時までありませんでした 結局、日本人とアメリカ人と二人のエージェントの方にチームを組んで働いてもらったのですが これは結果的に大正解でした 日本人の方はきめ細かいやり取りが私たちとできますし、アメリカ人の方はオファーを勝ち取ってからの段取りがとてもスムーズに進みました

買う家が決まってからは、一件目のタウンハウスの売却も素早くしないといけないので 売る方についてはアメリカ人のエージェントさんが非常に頼りになりました 不動産価格が高騰しているのでブローカーのコミッションも相当な金額になります  複数のエージェントを雇っている方も珍しくはありません 英語に問題のない方はいいですが 膨大な書類にサインをしなくてはいけないので日本人の実績のあるエージェントさんも心強いものがありました

エージェントは一人でなくてもいいので、必要なら 得意分野の違う方を二人雇ってみるのも検討されてみてはいかがでしょう







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